信州子育て応援総合補償制度
制度の特徴およびその目的
長野県PTA連合会は、結成50周年記念事業の一環として本制度を設けた。令和3年度に制度の名称や補償内容等について検討がなされ、PTA会員に親しみやすくて補償内容が手厚いものとなるように、「信州子育て応援総合補償制度」と改称してプランの補償内容等の拡充も行われた。具体的には新型コロナウイルス対応として「特定感染症補償特約」にて感染症の補償を拡充した。さらに、GIGAスクール構想により全児童生徒に一人1台の情報端末が配備されたことから、「受託品補償拡大特約」を改定して、学校より配布された情報端末をご自宅などに持ち帰って使用した際の破損などにも、補償が受けられるようにした。
本事業は、学校管理下はもちろん帰宅後の児童・生徒の日常生活における事故等の際、傷害及び個人賠償責任等を24時間に渡って補償している。そのことで、児童・生徒の安心、安全な生活をサポートしている。加えて、PTA会員の財政的な負担を軽減するとともに児童・生徒の養育環境の充実に寄与することも目的としている。
制度の詳細
令和6年度 信州子育て応援総合補償制度 事業計画
令和6年度
信州子育て応援総合補償制度 事業計画
本年度の事業の目標
児童生徒を取り巻く生活環境は時代と共に大きく変わってきている。学校においても遊びや運動不足などから児童生徒の体力低下によるケガなど予測できない事故が増えている。令和6年度から、引受保険会社が共栄火災海上からAIG損保に変更になった。引き続き、全てのプランに於いて「長野県自転車の安全で快適な利用に関する条例」に対応している。また、学校から貸与されたタブレットなども補償の対象になっている。さらに安心して子育てできる環境として、トラブル被害対応補償(H24・S24プラン)や個人賠償責任の1事故あたり支払限度額が国内無制限(H24・S24プラン)と手厚い補償になった。WEBでの加入申込みに加え、WEBで保険金請求が24時間365日可能となったり、「簡単支払い特急便」として電話による事故報告のみで支払いがされたりするなど本制度のさらなる充実を図りたい。
本事業は、学校管理下はもちろん帰宅後の児童生徒の日常生活における事故等の際の傷害及び個人賠償責任等を24時間にわたって補償している。また、日常生活個人賠償責任補償は同居の家族全員が補償対象となっている。会員の財政的な負担を軽減するとともに付帯サービスを通じて児童生徒の養育環境の充実に寄与して参りたい。
長野県PTA会員の安心・安全のための身近な制度として、郡市PTA連合会とも協力して更なる 加入促進に向け広報の方法等の工夫を図ってまいりたい。
事業
- 保険会社との団体保険契約の締結及び加入申請取り次ぎ
- 制度内容の検討や充実に向けた話し合い
- 本制度の内容周知と加入促進を促すための広報活動
会議
- 総務委員会
令和6年 6月、9月、10月の各委員会に於いて加入促進について検討 - 常任理事会
常任理事会において、保険内容の拡充等の検討
広報
- 令和6年4月~
保険会社及び代理店と連携し、各郡市教頭会にて制度説明 - 令和6年6月
16郡市事務担当者会での加入促進について依頼 - 令和6年12月上旬
各小・中学校の校長、単位PTA会長あてに「資料配布についてのお願い」文書送付 - 令和6年12月下旬
各小・中学校の校長、単位PTA会長あてに信州子育て応援総合補償制度パンフレットの送付→各家庭への配布 - 令和7年1月
県小中校長会での説明及び郡市校長会での説明を依頼 - 令和7年1月
更埴教頭会での説明 - 令和7年2月
郡市PTA連合会長に資料を送付し、各郡市及び単位PTAでの 説明を依頼 - 令和7年2月、3月
県PTA新役員研修会での説明 - 令和7年4月~
県下 各教頭会での本制度の内容の説明と加入依頼 - 令和7年4月~
次年度からの保険契約に向けての準備