大会の情報は今後も順次更新してまいります。
更新日:2025.10.9

第2次案内はこちらからご覧いただけます(PDF

大会について

ごあいさつ

長野県PTA連合会 会長 城村義人

令和7年10月、日本PTA全国協議会関東ブロック大会を信州・長野の地で開催いたします。
 清らかな水と澄んだ空気、山々に抱かれたこの地には、人と人とが支え合い、結び合う風土があります。
 本大会のテーマは「結」。
 変化の時代にこそ、地域・学校・家庭のつながりが求められています。対話と共感から生まれる“つながり”こそ、これからの教育を支える力です。
 豊かな自然と教育文化に育まれた信州で、子どもたちの未来とPTAのこれからを共に考える機会にできればと願っています。
 皆さまの経験や想いが交わる「ながの大会」が、PTAの新たな一歩となり、明日への希望につながることを期待しつつ、多くの皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

ながの大会実行委員会 委員長 熊谷弘

 県歌「信濃の国」にうたわれているように、信州は美しい自然、豊かな文化、そして人々の温かな心に包まれた地域です。私たちはその恵まれた風土の中で、地域・学校・PTA・企業など多くの関係団体が手を携え、子どもたちの教育の充実に力を注いできました。今、子どもたちはAIやICTなどの先進的な技術が社会を変える「ソサエティ5.0」の時代を生きています。だからこそ、私たち大人が英知を結集し、子どもたちの「生きる力」を育む教育環境を共に築くことが求められています。
 本大会のスローガンは、「結(ゆい)笑顔で未来をつくる ~子どもと一緒にウェルビーイングの実現を信州から~」です。メインテーマには「こどもまんなか ワクワクするPTA活動」を掲げ、①子どもたちの学校運営やまちづくりへの伴走支援、②本気で子どもに関わる“素敵な大人”の創造、③未来を見据えた持続可能なPTA組織への進化、④子どもたちの教育の充実と自己肯定感の向上、⑤学校・地域・家庭・企業・諸団体との協働推進を目指しています。
 この大会が、子どもたち一人ひとりの笑顔と成長に心を向け、すべての原点である「人とひととの結びつき」=“結”を改めて感じ、行動に移す場となることを願っています。
 子どもたちは未来そのものです。私たちの活動は「未来をつくる人」を育て、「持続可能な地域の未来」を築く営みだと信じています。「こどもまんなか」とは、子どもたちの声に本気で耳を傾け、無関心でなく、まちがった時には真剣に向き合える大人である。その姿勢こそが、子どもたちに「自分は大切な存在だ」と実感させて心の土台をつくり、希望ある未来を描いてもらう力になります。たとえ言葉にしなくても、子どもたちは私たちの行動を感じ取り、温かな記憶として心に刻んでくれるでしょう。本大会ではスローガン実現に向けた特別企画1・2を展開してきました。ぜひご注目ください。
 今こそ、保護者・教職員・地域が手を結び、ワクワクしながら感動を共有できるPTA活動を実践していきましょう。本大会が、子どもたちと共に学び合い、地域の未来を育みながら、笑顔あふれるウェルビーイングの実現へとつながる大きな一歩となることを心より祈念いたします。
 どうぞ最後までご参加の皆さまの積極的なご参画と温かい交流をお願い申し上げます。

お祝いのことば

長野県知事 阿部守一

 本日、第57回日本PTA関東ブロック研究大会ながの大会が、盛大に開催されますことを、心よりお祝い申し上げますとともに、関東各地からお越しの皆様方を心から歓迎申し上げます。
 皆様方におかれましては、日頃のPTA活動を通して、青少年の健全育成に積極的に取り組まれ、教育の振興に多大な貢献をされておりますことに深く敬意を表する次第です。
 時代は今、大きな転換点を迎えており、日本全体で、学び・教育のあり方が問われています。
 子どもたち一人ひとりが自身の能力や個性を最大限伸ばし、子どもらしく生きる。その上で自分の頭で考え、目の前の課題を解決していく社会変革の当事者となっていける学びや教育を、この長野県から実現していきたい、またそれができる長野県であると信じています。
 そのため、学びの「新しい当り前」を共に創ろうという信州学び円卓会議からのメッセージを踏まえ、令和6年7月に「子どもたちのやりたいことを支え、教員のチャレンジを支える、日本の学びの新しいモデルを信州から創る」との決意を教育長と表明いたしました。
 学校と家庭、地域連携の要として子どもたちの健やかな成長を支える重要な役割を果たしておられるPTAの皆様方とも目指す方向性を共有しながら、今後も教育委員会とともに学びの改革に取り組んでまいります。
 また、令和5年11月には「こどもまんなか応援サポーター」宣言を行い、県のあらゆる分野の施策に「こどもまんなか」の観点を取り入れ推進していくほか、県内市町村や企業などへ「こどもまんなか」の取組の実施や応援サポーターへの就任を呼び掛けていくこととしています。子どもと子育てに優しい社会の実現に向けて、これからも「対話と共創」を基本に、学校・家庭・地域の皆様の思いに常に寄り添い、ともに考え、行動する県政を推進して参ります。
 本大会は、「結(ゆい) 笑顔で未来をつくる ~子どもと一緒にウェルビーイングの実現を信州から~」を大会スローガンに掲げております。皆様方には、子どもを取り巻く課題に対し、有意義で活発な討議が行われることを御期待申し上げますとともに、その成果をそれぞれの地域におけるこれからのPTA活動に生かしていただき、日本の未来を担う子どもたちの心豊かでのびやかな成長に繋げていただきたいと願っております。
 また、本大会は、自然豊かな信州での開催であります。本県では、暮らす人も訪れる人も楽しめる世界水準の山岳高原観光地を目指し、長野県が持つ強みや個性を観光資源として最大限に生かす観光地づくりに取り組んでいます。
 ぜひこの機会に信州の美しい街並みや、伝統文化、旬の食べ物などを存分に堪能していただきたいと思います。
 終わりに、関東ブロックPTA協議会のますますの御発展と、会員の皆様方の御健勝と御活躍を祈念しまして、お祝いのことばといたします。

長野県教育委員会教育長 武田育夫

 第57回日本PTA関東ブロック研究大会ながの大会が、「結(ゆい) 笑顔で未来をつくる ~子どもと一緒にウェルビーイングの実現を信州から~」を大会スローガンに、盛大に開催されますことを心よりお祝い申し上げます。
 皆様方におかれましては、日頃のPTA活動を通して、関係諸機関・諸団体と密接に連携しながら、次代を担う子どもたちの健全育成、家庭及び地域における教育力の充実・向上のためにご尽力をいただいておりますことに、深く敬意を表します。
 現代社会は、急速な多様化・グローバル化が進むとともに、少子化や人口減少といった大きな変化に直面しています。将来の予測が困難な時代において、これまでの学校や授業の枠組みでは対応が難しくなっており、学校・授業・教員の在り方そのものを見直す必要性が高まっています。子どもたち一人ひとりが、自らの個性や関心に基づいた学びを深め、主体的に未来を切り拓いていけるような教育環境の整備が強く求められています。
 こうした社会状況をふまえ、長野県教育委員会では現在「第4次長野県教育振興基本計画」のもと、「個人と社会のウェルビーイングの実現」を教育の目指す姿として掲げています。ウェルビーイングとは、身体的・精神的・社会的に良好な状態を意味し、その実現には、“好き”“楽しい”“なぜ”と感じることを深く追究する「探究」の学びが不可欠です。私たちは、すべての子どもが自ら学び方を選び、自分に合った方法で学びを深めることができる教育環境を目指しています。
 長野県教育委員会では今年度から全県的な支援体制として「学校改革支援センター」を設置し、「ウェルビーイング実践校 TOCO-TON」を中心とした学校改革を目指す学校を伴走支援しています。子ども一人ひとりが“好き”や“楽しい”、“なぜ”と感じることを深く探究し、自ら学ぶ意欲を育む学びの在り方を全県に広げていくことで、誰もが自分らしく学び、生きる力を育む教育を実現してまいります。
 このような教育改革を実行するためには、学校・家庭・地域が手を取り合って協働することがこれまで以上に重要となってまいります。県内におきましても、PTAをはじめとする地域の皆様のご協力のもと、学校支援活動が活発に行われております。今後も、こうした活動が地域全体の教育力の向上につながることを願い、PTAの皆様には引き続き積極的なご参画とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
 本大会で得られた知見や成果が、参加者の皆様それぞれの地域におけるPTA活動に生かされ、子どもたちの未来をより豊かなものにしていく一助となることを期待しております。
 結びに、本大会の開催にあたり長期にわたってご尽力いただきました関係各位に、心より感謝と御礼を申し上げ、お祝いのことばといたします。

公益社団法人日本PTA全国協議会 会長 太田敬介

 第57回日本PTA関東ブロック研究大会ながの大会が信州・長野の地において盛大に開催されますことを心からお慶び申し上げます。本大会は「結(ゆい) 笑顔で未来をつくる~子どもと一緒にウェルビーイングの実現を信州から~」を大会スローガンとして掲げ、関東ブロックのPTA会員の皆様が、日々の活動の活性化に向けて様々な実践や情報を共有する場として開催されます。子供たちの豊かな教育環境は、PTAを通した家庭・学校・地域の連携によって支えられており、本日ここに集われた皆様が学び合い、日々の課題解決に向けて意見交換することは、今後のPTA活動の充実へとつながる貴重な機会です。
 PTAは戦後発足以来、歴史と実績を積み重ね、日本教育の民主化に大きな貢献を果たしてきました。これまでの先人たちの努力の積み重ねが、今日の様々な教育制度や施策につながっていることは決して忘れてはいけません。その一方で、社会の変化はますます急速になり、加えて、物事の不確実性により、将来の予想が困難な時代になっています。そうした社会の中で必要とされるPTAであるために、私たちは問いを立て続け、変化を遂げていかなければなりません。
 また、今年8月の全国大会石川大会においては、災害時におけるPTAの役割について、地域社会や学校と連携しながら、復興を支えてきたことについて、幅広い観点から多くの示唆を得ることができ、大変有意義な機会となりました。PTAは、わたしたちが困難な状況に陥った時、支え合いのネットワークと実行力を活かし、乗り越える力を有しています。そして、これからもそのような役割を力強く果たしていくためにも、持続可能なPTAの在り方を摸索していくことが求められています。
 結びに、本大会が今後のPTA活動の活性化につながり、それが子供たちの豊かな教育環境の充実、そして幸せや笑顔につながることを心より願っております。また、開催にあたりこれまでご尽力いただきました長野県PTA連合会、関東ブロックPTA協議会、並びに、長野県教育委員会をはじめとする、関係各位の皆様に心より敬意と感謝を表します。あわせて全国のPTAが一層の発展を遂げることをお祈り申し上げ、あいさつといたします。

大会名

第57回 日本PTA関東ブロック研究大会 ながの大会

大会スローガン

「結(ゆい)」笑顔でみらいをつくる
~子どもと一緒にウェルビーイングの実現を信州から~

結(ゆい)とは

 人々が助け合い、協力して物事を成し遂げることを指します。PTA(保護者と先生)が子どもたちのために、人と人のつながりを大切にして、互いに支え合うことで、より強い力が発揮できます。 「結(ゆい)の精神」こそ次世代教育の核となり得る価値観であると、スローガンに想いを込めました。

ウェルビーイング(Well-being)とは

 簡単に言えば「心も体も、社会的にも満たされた幸せな状態」のことを指します。単なる「健康」や「幸せ」とは少し違い、より包括的で持続的な満足感や生きがいを重視する概念です。

メインテーマ / シンボルマーク

こどもまんなか ワクワクするPTA活動
  • ⼦どもたちの学校運営・まちづくりへの参画の伴⾛⽀援
  • 本気で⼦どもたちに関わる「素敵な⼤⼈」の創造
  • 未来を⾒据えた持続可能なPTA組織への進化
  • ⼦どもたちの教育の充実と⾃⼰肯定感の向上の追求
  • 学校・地域・家庭・企業・関係諸団体との協働の推進

 
子どもが真ん中で「保護者」と「教職員」が手を結び、人とひとの結びつきと、県内4地区を信州の名産品の水引で表現しています。

開催日・会場

1日目 分科会

令和7年 10月18日(土)
13:00 開始(第5分科会のみ13:30開始)

  • 第1分科会 「地域連携」
    会場:長野市立城山小学校 ❷長野市
    分科会の詳細)(Googl Map
  • 第2分科会 「家庭教育(健康・食育)」
    会場:ホクト文化ホール ❶長野市
    分科会の詳細)(Google Map
  • 第3分科会 「人権教育」
    会場:佐久平交流センター ❸佐久市
    分科会の詳細)(Google Map
  • 第4分科会 「組織・運営」
    会場:上田市立第二中学校 ❹上田市
    分科会の詳細)(Google Map
  • 第5分科 「学校教育・地域連携」
    会場:塩尻総合文化センター ❺塩尻市
    分科会の詳細)(Google Map
  • 第6分科会 「広報活動・IT」
    会場:諏訪市駅前交流テラス すわっチャオ ❻諏訪市
    分科会の詳細)(Google Map
  • 第7分科会 「部活動の地域移行」
    会場:諏訪市駅前交流テラス すわっチャオ ❻諏訪市
    分科会の詳細)(Google Map

2日目 全体会

令和7年 10月19日(日)
8:30 開場・受付
9:00 開始

お子様連れでのご参加について

各分科会および全体会は、お子さまも一緒にご参加いただけますが、託児所はご用意しておりません。保護者の皆さまの見守りのもとでのご参加をお願いしております。何卒ご理解・ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

パンフレット(ダウンロード)

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お問合せ先

大会事務局 長野県PTA連合会

  • 〒380-0846
    長野県長野市旭町1098 信濃教育館内
  • TEL:026-235-4361
  • MAIL:office@pta-naganoken.net

運営

主催

関東ブロックPTA協議会

主管

⻑野県PTA連合会

後援

文部科学省/公益社団法人日本PTA全国協議会/長野県/長野県教育委員会/長野県小学校長会/長野県中学校長会/信濃教育会/長野県市町村教育委員会連絡協議会/長野県子ども会育成連合会 /長野県学校給食会/長野県中学校体育連盟/長野県高等学校PTA連合会/長野県教職員組合/長野県高等学校教職員組合/信濃毎日新聞社