第47回長野県同和教育研究大会

9月19日(木)に長野県総合教育センター(塩尻市)において、第47回長野県同和教育研究大会に参加しました。講演会や実践報告などいくつかのプログラムがありましたが、特に印象的だったのは、全国人権教育研究協議会事務局員で元大阪市立小学校長の久保敬(たかし)先生のお話でした。

不登校やいじめの問題があちこちで語られる中、「子どもの本質は今も昔も変わっていない」「変わったのは子どもを取り巻く、市場原理主義・能力主義・成果主義・効率主義といった環境」とお話されていました。

そこからの転換は「子どもを信じること」「子どものゴールを大人が決めて導こうとするのではなく、子どもの伸びようとする力を一緒に楽しむこと」ということでした。先生のお話を聴き、明るい気持ちになり、空が大きく開けた感じがしました。

塩原孝茂 副会長