「学校における働き方改革推進会議」に参加しました(長野県庁)

2月13日(火)に先生方の長時間労働の改善と、やりがいの向上をテーマにした「学校における働き方改革推進会議」が、長野県庁で開かれました。長野県PTA連合会から、須田恭徳会長と松澤雅子副会長が参加して県や市町村の教育委員会のみなさまと意見交換を行いました。
 県内の教員およそ900人に行ったアンケートでは「働きがいがある」との回答が89%だった一方、「時間内に仕事が処理しきれない」という人も82%に達していました。
 先生方の負担の軽減について、「親として協力できるなら(保護者の力を)使ってもらいたい」「学校に行って採点するとか掃除サポートするとか、たくさんやり方はあると思います」といった意見を伝えました。

「やりがい」の向上については、先生方の裁量や、ゆとりと合わせて、風通しの良い職場環境や校長先生や教頭先生といった管理職のサポートが必要との意見もありました。
 内堀繁利教育長からは、「仕事の時間の長さも減らさなければいけないが、やらなければいけない仕事だけだと、やりがいや(肉体的、社会的に満たされる)ウェルビーイングにつながって行きにくい」といったお話がありました。業務が集中する教頭先生をサポートする人員の配置や、高校での電子採点システムの導入を県教育委員会は予定しているそうです。

(担当:長野県PTA連合会事務局 鈴木雅幸)

※SBC信越放送のニュースで放映されました。