長野県小・中学校長会との教育懇談会
令和6年9月25日(水)に信濃教育会館(講堂)において、長野県小・中学校長会との教育懇談会を行いました。
教育連携委員会を中心に、子供たちを取り巻くさまざまな教育課題について話し合いを行いました。課題の多くを解決することにつながるのではと考え、当日のテーマを「先生方の働き方改革を本気で応援する県PTA」~PTAとして共に取り組めること 貢献できること~としました。
このテーマについて、現役の校長先生方と共に学び合い、保護者と先生方が協力して「PTAだからこそできることは何か」を全力で考える懇談会となりました。
参加者がグループに分かれ「部活動の地域移行」「教科担任制(小)と学年担任制(中)」「多様化する子供たちへの対応」「不登校対策」「ICTを活用した教育」「給食と食育」「保護者と教職員のPTA未加入問題」の7分科会で、ざっくばらんにお互いの立場で貴重な意見交換をしました。
先生方のお話の中で、クラス内で保護者が孤立してしまうケースがある。参観日の学級懇談会では、親の参加人数が最近は少ない。学校での子供同士のトラブルがあった場合は、子供が自ら考えて謝る機会を作り、子供同士のコミュニケーションを大切にしたいと考えている。しかし、親同士の横のつながりがないため、双方の親は、教師がすぐに対応しないと苦情等につながることがある。日頃より保護者同士がコミュニケーションを取れていれば、お互いさまで収まる話も大ごとになり、対応が大変になると感じることがよくある、などお話しくださいました。
私たちは親として、同じクラスの保護者としっかりとコミュニケーションを取り合い横のつながりを作ることで、先生を支える柱となります。子供たちの笑顔のために保護者同士が信頼関係を築くことが大切だと学び、先生方が働きやすい環境づくりにつながると考えました。
懇談会に参加したくてもできない保護者もいると思います。そこで、先生方に懇談会を任せるのではなく、PTA組織が動き、保護者が自分たちで集まりやすい時間帯を考え、コミュニケーション作りとしてゲームなどを交えて楽しく、仲良くできる環境を作っていきたいと思います。今後の活動につながる良い学びの場となりました。
教育連携委員長