第73回 日本PTA全国研究大会石川大会

「サステナブルな未来づくりのために」~創造と協働を 石川から~

令和7年8月22日(金)~23日(土)に石川県で第73回日本PTA全国研究大会が開催されました。昨年発生した能登半島地震及び豪雨災害においては、石川県をはじめとする被災地域のみなさまが大変なご苦労をされています。そのような状況の中、石川県PTA会員のみなさまによる多大なるご尽力のおかげで実現できた大会でした。

 一日目は、8つの分科会が行われました。私は、「サステナブルなPTA活動を構築するために~今、改めて、PTAの存在意識を問う~」というテーマの特別第2分科会(文部科学省協力)〔石川県立音楽堂 邦楽ホール〕に参加しました。

 基調講演者及びコーディネーターの東川勝哉様(長崎県)は、公益社団法人日本PTA全国協議会第38代会長だった方です。戦後、「教師と父母の会の結成手引書」が全国に通知され、その手引きの中には学校と家庭と地域が責任を分け合う必要性を説いている。という紹介から、現在の「教育基本法」の第10条(家庭教育)に、教育の第一義的な責任は家庭にあることが明示されているというお話がありました。

 また、PTAに加入しているメリット・デメリットについて、ご自身の経験から一つ目のメリットとして「ちゃんとした大人の姿を見せないといけないと思うようになったこと」と話されました。つまり、PTA会長になり、自分の事をいつだれが見ているかわからないので横断歩道をちゃんとわたる。というちゃんとした大人になれた。ということでした。さらに、PTAとは?というお話の中で「4つのワーク」ということで①家庭ワーク②有給ワーク③学習ワーク④ギフトワークがあり、PTAは、主に四つ目の「ギフトワーク」にあたるということでした。

 後半は、3名のパネリストの方々による話し合いでした。「子どもは大人の鏡」「PTAはルールの見直しが苦手」「子育てはボランティアか?」「今はそれがあたり前でも、それぞれに歴史がある」「命について学ぶのは宿命、どう使うかが使命、どう運ぶかは運命」といったお話が心に残りました。

 二日目の全体会は、通常の大会では一か所に集まって行いますが、今回は震災のため一つの大きな会場に集まれませんでした。各分散会場をサテライト会場としてつなぎ、実施されました。「能登の創造的復興と学びの環境」~学習環境の魅力化あってこその復興~という演題で、石川県副知事浅野大介様の講演でした。2019年当時、経済産業省の立場から文部科学省と共に「GIGAスクール」を推進し、全国の小中学生一人一人にタブレット端末配布をどうすすめたか、その頃に構想した「未来の教室」について等PTA活動においてご示唆に富んだお話でした。

 猛暑の中、参加されたみなさま、ありがとうございました。共に頑張りましょう。

(長野県PTA連合会 事務局 鈴木雅幸)

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