新型コロナウイルス感染症対策ガイド
PTA活動は、住む地域や参加人数によって様々で、その考え方も異なります。自治体でも捉え方が違います。この「PTA活動における新型コロナウイルス感染症対応ガイド」 を参考にしていただき、地元にあった対応を考え、そして情報交換を密に連携をとりながら 活動にあたっていただければ幸いです。
社会の一員として感染の拡大を抑える
- 感染防止行動に努める。
- 参加者の記録を行う。
- 参加者から感染者が出た場合、保健所の調査に協力する。
- 参加者登録アプリを活用し、感染者(濃厚接触者・感染経路)の特定へ協力する。
- リモートやWeb 配信などを活用し、人が集まらない方法も活用する。
- フェイク・デマに流されない。情報の取り扱いには十分注意する。
- 感染者やその家族等への誹謗中傷、偏見、差別の根絶に努める。
会議・研修会等を行う場合(運営者が気をつけること)
事前準備のチェックポイント
- Web 配信などの人が集まらない方法も検討する。
- 開催場所(ホテル・ホール等)の感染防止対策が十分に行われていることを確認する。
- 参加人数に対して十分余裕のある部屋を予約する。
- 参加者へは、マスクの着用・体調が悪い場合は参加出来ないことを事前に伝える。
- 参加者登録アプリを活用し感染者(濃厚接触者・感染経路)の 特定に協力していただくことをお願いしておく。
- 発熱や体調不良者が発生した時のため、相談機関(保健所等)を把握しておく。
- 会議内容を精査し速やかに行えるよう心がける。
- 参加者の席順について決めておく。
- マスクの予備(複数枚)、手指消毒剤・清掃用消毒剤、手袋、ゴミ袋を用意する。
当日準備のチェックポイント
- 事前準備の参加者はマスクを着用、手洗い・手指消毒をする。
- 窓と窓の反対側の扉を開ける。(会議中も)
- 事前準備は最低限の人数で距離をとって行う。
- 事前に消毒作業を行う。(マスク、手袋等の防護必須)
- 参加者の出入り口に手指消毒剤と予備のマスクを用意する。
- 参加者の席の間隔を 2 m 以上(最低 1 m)空けて設定する。(対面は避ける)
- 発熱や体調不良者が発生した場合の隔離場所を確保する。(対応についても確認)
- ゴミ袋等を設置し、ゴミの管理をする。
会議・研修等のチェックポイント
- 受付担当者はマスク、フェイスガード(アイガード)等の感染予防を行う。
- 入場時には体調についての確認、手指消毒のお願い、マスク着用のお願いをする。
- 発熱や体調のすぐれない方の参加はご遠慮いただく。
- 座る席を指定し、どこにだれが座ったのかを把握しておく。
- 入場の際は間隔を空けて移動出来るように誘導する。(適宜、入口と出口を分ける)
- マイクを使用する場合はマイク(ヒト)→消毒→マイク(ヒト)とする。
終了後のチェックポイント
- 退場の際は間隔を空けて移動出来るように誘導する。
- 退場時も手指消毒をお願いする。
- 近距離での会話や接触を避け各自速やかに退出、帰宅していただくよう促す。
- 清掃・消毒作業、適切なごみの処理を行う。
会議・研修会等に参加する場合(参加者が気をつけること)
事前準備のチェックポイント
- 日々の体調管理を行う。(記録が望ましい)
- 開催場所の感染防止対策が十分に行われていることを確認する。
- 参加人数と開催規模等を確認する。(新しい生活様式が遵守されているか)
- 運営側の感染予防について確認する。
- 感染者が出た場合に保健所の調査に協力できるよう準備する。
- 参加中の発熱や体調不良を発症した場合の相談機関について事前に把握しておく。
- 発言内容等を整理し速やかに行えるよう準備をする。
- マスクの予備や携行手指消毒剤を用意し、移動中も使用できるようにする。
当日~移動~会議・研修等のチェックポイント
- 一日の行動について記録する。
- 体調の確認を行う。
- 発熱や体調のすぐれない場合は欠席する。
- マスクを着用し携行手指消毒剤を用意し、移動中も適宜使用する。
- 出先では様々なコンタクトポイント(ドアノブ・エレベータースイッチ等)に触れることが多いため、こまめな手洗い・消毒を行う。
- 移動の車内では同乗者との会話をできるだけ控える。
- 間隔を空けて余裕を持って移動し、手指の消毒をして入場する。
- 体調管理についての確認に協力する。
- 発熱や体調不良が現れた場合は速やかに会場の責任者に伝えるとともに、相談機関(事前に把握しておく)に問い合わせ、指示に従う。(自己判断は行わない)
終了後のチェックポイント
- 退場の際は間隔を空けて余裕をもって移動する。
- 退場時も手指の消毒をする。
- 近距離での会話や接触を避け速やかに退出、帰宅する。
- 帰宅後はすぐに手洗い、手指消毒、着替え、シャワーを浴びるなどしてウイルスを自宅に持ち込まないようにする。
参考資料 公益社団法人 日本PTA全国協議会「PTA活動における 新型コロナウイルス感染症対応ガイド」