R7 学校給食に長野県産物を活用した献立コンクール

11月15日(土)公益財団法人長野県学校給食会主催による令和7年度「学校給食に長野県産物を活用した献立コンクール」が長野県立大学(長野市)において開催されました。この献立コンクールは、栄養教諭・学校栄養職員による、長野県産物活用の教材化やその調理法の開発を通し、長野県産物の活用と普及、郷土の食文化の理解、最先端の食育等に役立てることを目的に毎年開催されています。 この日は、県内およそ100チームのうち第1次審査(書類選考)を通過した9チームが参加しての実食による第2次審査会で、長野県PTA連合会は審査員を仰せつかりました。

どの献立も地域の食文化を子どもたちに伝えたいという強い思いが感じられ、各チームが工夫を凝らし、栄養バランスだけでなく、旬の食材による季節感や県産物を使った郷土食が豊かに表現されていました。このように、日々献立の工夫や調理技術の研鑽をされていることに頭が下がる思いでした。

また、学校給食に携わる先生方、調理員、地域の生産者の皆様のおかげで、子どもたちは栄養があり、美味しいものを食べられていることに、心から感謝申し上げます。命ある食材や生産者、作ってくださった方への感謝の気持ちを込めて「いただきます」「ごちそうさまでした」が言える子どもたちに育って欲しいと願います。

今後も地場産物の活用を通じて、地域の食文化と学校教育がより深く結びついていくことを期待しています。

監事 松澤雅子